ラミー2000


さて、あなたは普段何本ペンを持ち歩いていますか?
そして何色のペンを使っているのでしょう。

おっと、そもそもペンを持ち歩いていないと思ったあなた。
1本くらいは忍ばせておいてください。
メモを書く殴るだけがボールペンを持つ理由ではないんですから。

 

 

仕事に効率を求めるなら。この至上最高の4色ボールペンを持て! LAMY2000

ラミー2000

4色ボールペンのパイオニア。文具大国ドイツのLamy社が開発し、会社名を冠するほどの絶大な自信で世に送るLAMY2000。
それもそのはず。このボールペンは、1966年に「西暦2000年になっても通用するデザイン」をコンセプトに作られた製品。
そして現在。2000年を超過し、販売から半世紀以上経った今でも色褪せることのない。奇跡の一品として筆記具界に君臨している。

 

 

 

またドイツの工業製品によく見られる考え方にForm follows function. というものがあります。

形態は機能に従う(機能が形態を決める)

 

完成されたプロダクトデザインとは、デザインをプラスしていくものではなく。必要な機能によって形作られるという考えで、バウハウスでも提唱されていたもので、Lamy社はこの考えを会社のコンセプトとし、まったく無駄のない機能美を持つ製品を生み出しているのです。

Form-follows-function

 

 


 

 

ドイツといえば自動車が有名ですが、高級スポーツカーメーカーとして有名なポルシェもForm follows function.の考えに基づき製品をデザインしていることで有名です。

 

Porsche 964 Turbo
画像: wikipedia

 

後ろがマッチョなポルシェのこの独特のデザインは、ポルシェの駆動系がRR(リアドライブ、リアエンジン)だから。後輪駆動、なおかつエンジンもリアに搭載しており、その上にボディを被せるとこういう形になる。張り出したフェンダーもリアヘビーなこの車を超トルクで走らせるリアタイアを覆っただけのこと。

決してデザインありきで設計されたものではないんですね。

 

 

 

LAMY2000は?

 

それでは改めてLAMY2000を見てみよう。
余分な装飾の一切ない研ぎ澄まされたシンプルなデザイン。シンプルなメタリック素材は冷たい印象を与えがちだが、ちょっとぽってりとしたこのペンは絶妙のバランスを保っていると思う。また、この微妙な膨らみがペンを握りやすくもしており、徐々に細くなっていく長いペン先は、ノックした時に4色のインクが軸の中でケンカしないよう配慮されたものでもあると思う。

 

管理人がLAMY2000を愛用する理由の一つに、このペンのクリップがある。すっきりとしたデザインのクリップは、外からは見えないがバネ式になっており、スーツのポケットなどでも生地を傷めず指すことができる。使う人のことをよく考えられている機能を持ち、それでいて極限まで無駄を削ぎ落としたスタイル。表面処理はヘアライン仕立てとなっており、大人が使うにふさわしい落ち着いたデザインに仕上がっている。

 

これが「西暦2000年になっても通用するデザイン」というやつだ。

 

 

多機能ボールペンのおすすめとしてLAMY2000を推す理由

 

それはデザインに限った話ではない。
販売から半世紀以上ベストセラーであり続けたLAMY2000は、伝説でありながら「スタンダード」でもある。
そう。LAMY2000は4色ボールペンの基準となっており、現在販売されている多くの4色ペンは、4c規格というLAMY2000の替え芯(リフィル)と同じサイズを使用しているのだ。

 

 

4色インクのリフィル規格の本家本元。LAMY2000なら替え芯を膨大な種類から選びたい放題。

 

 

替え芯については過去記事参照 >> 至上最高の4色ペン。LAMY2000

 

今のところ声を大にしておすすめできる4c規格のリフィルは三菱鉛筆が開発し、ボールペンのインクに革命を起こしたジェットストリーム。ジェットストリームに新しく多機能ボールペンが仲間入りし、使用リフィルに4c規格を採用したためLAMY2000でもジェットストリームのインクが使用できるようになった。
残念ながら、今のところジェットストリームインクに緑色がないため黒赤青の3色のみだが、サラサラ書けるこのインクは一度使えば病みつきになるはず。

 

LAMY2000購入の際には合わせて用意しておきたいリフィルだ。

 

 

 

 

 

他、三菱鉛筆から販売されているピュアモルトのプレミアム・エディション 2&1もリフィルが4C規格のため、ジェットストリームプライムの替え芯に交換することができる。

 

 

 


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文具まにあ

編集長とある出版社
文房具が大好きな、とある雑誌の編集長。 同僚に文具の魅力を布教しつつ、いずれ紙面で取り上げてやろうと企んでいます。元アパレル販売員で、機能性よりデザイン重視になりがち。