モンブラン


どうなんでしょうかね、モンブラン!

montblanc
このサイトでは一切オススメしていないメーカーなのですが……

 

 

そもそも、今のモンブランって筆記具メーカーと呼ぶには憚られるのが現状。だと思う〜
買収前は高品質な文具を世に送り出していた(?)のかもしれないが……惜しまれるばかりです。

 

 

 

現在は南アフリカの実業家が創業したリシュモンという企業グループの傘下。
リシュモングループは宝飾品や時計、宝石を取り扱っている企業で、買収された後のモンブランはグループ内の中堅として、
モンブランブランドの腕時計、香水、革製品など文具メーカーなの?と言いたくなるほど手を広げており、今のモンブランはそれらが売上高の6割……すでに筆記具メーカーとは言えないような状況だ。

 

 

ホント、昔取った杵柄とブランドネームだけで生きている感が否めないっす

 

天冠についているホワイトスターは有名なんだけど、時計でいうところのロ○ックスのようで(´・ω・`)
物を知らない成金か、無理して購入した若造&オサーンのイメージしか持てない。

 

 

 

買収後、新しく就任した社長がドイツの万年筆雑誌のパーティーにて、「わが社の筆記具は実用品ではなく装飾品だ」と述べたなど、(主に悪い意味での)ニュースに事欠かなくなりましたよね。

文具界の雄パーカーの「実用品として最高峰の筆記具」とはまさに対極。

 

 

企業としての方向転換は素晴らしいと思う。
資本主義は稼げる時に稼げるところで!が基本ですし。

 

実用品ではない高級筆記具
▲ 社長自ら「実用品ではない」と言いきった元高品質の高級筆記具

 

 

1390年代の世界大恐慌で破産寸前のキャデラックを救ったのもメーカーとしての方針転換だったしね。
その時にはGMのキャデラック事業部の経営を任されていたコラス・ドライシュタット氏が「ライバルは他の車メーカーではなく、ミンクのコートとダイヤモンドだ!」と言ってのけ、大恐慌時にも関わらず見事な立て直しをはかった。

 

つまり、それまでは車屋さんとして当たり前のように行ってきた、車としての性能アップ(新しい燃費向上技術の開発とか)なんて、キャデラックを買おうとしてくれているお客様が望んでいるのか?
ただの移動の足としてキャデラックを買うのか?と考え
「彼ら(彼女ら)は、移動手段としてキャデラックに買いにくるのではなく、ミンクのコートやダイヤモンドと同じく
キャデラックに『ステータス』を求めて買うのだ!」との考えで乗り切った。

 

要はモンブランと同じく実用品として売っているのではないってことで、それは正しい判断だった。
文具好きとしてはあまり嬉しくない感じだけど、書き味や性能をガン無視して「有名だから」で購入されるモンブランには似合っているのかもしれません。しかしよくあんなものにあんな金額が出せる……。

 

 

 

 

知らない方々が名前だけで買っている文房具なら、モレスキンもそうだね……

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文具まにあ

編集長とある出版社
文房具が大好きな、とある雑誌の編集長。 同僚に文具の魅力を布教しつつ、いずれ紙面で取り上げてやろうと企んでいます。元アパレル販売員で、機能性よりデザイン重視になりがち。